自転車を始めたきっかけは、ダイエットのためです。気づけば自転車を5台も所有していました。
自転車は、趣味ではありません。あくまで健康増進のためのものです。苦しい乗り物であり楽しいと感じたことはあまりないかもしれません。達成感のみです。だから色々なバイクを購入し、飽きないよう、苦行にならないよう、やめないよう、テンションを上げているだけかもしれません。
だって、自転車ってシンドイじゃないですか。坂なんて最悪です。でも、自分の足だけでどこへでもいける訳でして。私が5台も所有し、未だに自転車をやめられない理由や心境をまとめてみました。自転車を心底愛している人は読まないでください。気分を害されるかもしれません。
ヒルクライム
例えば、八幡平の頂上まで自転車で行くなんて、ありえないじゃないですか。車だってシンドイところなのに。でもね、この達成感は味わえないです。登山みたいなもんです。あと八幡平って、頂上付近は森林限界なんです。下界と頂上では全然風景が違います。それを苦しみながらもがきながら、痙りながら登っていくわけで、ゆっくりと景色を堪能できるわけなんです。車では味わえない細かな景色をみることができます。
ブルベ
最近、ブルベに出場することとなり、距離の感覚がおかしくなってきています。自分の足だけで、200kmとか300kmとか走るわけですよ。ありえない距離じゃないですか。同僚にこのことを話すとどん引きですね。1日中こいでいるわけです。
でもね、初めて走るコースって新鮮じゃないですか。いつも観る風景と全然違うわけで。わくわくします。ガーミンや携帯、地図をみながら目的地までたどりつくって大人の冒険です。
完走後は疲労感が半端ないです。精魂果てて、腹減って、子供の様に寝る。こんな競技ってあまりないんじゃないかな?でも、山道20km歩いた時は、こんなような状態になりました
ブルベと大会との比較?
色々なヒルクライム大会とかイベントがあるわけです。一度出場しましたが、全然レベルが違う訳で。あまりにも皆さん気合いが入っており、カリカリに痩せていてこれまた速い。どこまでストイックに練習しておるんやてな感じで、非常に圧迫感があります。
私は社会人であり社会的責任があるわけで、そこまで自転車に取り組む環境や時間がありません。情けない順位をみてどん引きする自分がいるわけで。このような大会は一度きりで十分です。私には合いません。
一方、ブルベは順位を競わない競技であり、安全に時間以内に完走する競技ですので、それほどカリカリに痩せる必要はないし、鍛える必要もありません。だらだらと走り続ける。速く走る必要は全くありません。200kmを速く走る人もいますが自己満足の世界であり、褒め称えるわけでもなく。
1年のうちに200km、300km、400km、600kmを走った人がすごいわけで。こんなだらだらした大会が好きなのかもしれません。
通勤
私は、お金持ちですので山の手に住んでいます(笑)普通、お金持ちは山の手に住むという街が多くありますが、ここは違うようで、山の手は廃墟や人口減少で消滅しそうな感じです。寒い街として市民に馬鹿にされています。
でも坂が多いので鍛えるのにはもってこいです。通勤したばかりの時は、死にそうになりました。っていうか死んでいました。家について1時間くらいはクールダウンしないと。筋肉痛で、1週間体中がアウト。
今では、余裕のよったちゃん以下で通勤しています。冬もスパイクを履いて。最近は、夜が遅いので車で帰っちゃう日も多くなりましたが、四季の変化を感じやすくて通勤は最高です。
練習?
春から秋は、1ヶ月2~3回ほど、山岳コースを中心に100kmほど練習します。これがいつも同じコースなので飽きました。シンドイだけです。ブルベを走りきるためのトレーニングですね。
冬もMTBで走ったりします。スキーウェアーをきこんで、TREK プロキャリバー9.6で八幡平方面へ出動。冬は結構楽しいですね。岩手山が綺麗だし、雪景色って綺麗ですから。
MTB
あまり大会は好きではありませんが、小規模大会は好きです。どちらかというと完走が目的の大会です。最近、MTB+トレイルランなる大会に出場しました。MTBで3.0km走って、山を登る12kmを走る訳です。いわゆるアイアンマンレースっていうやつです。昔の私ならあり得ないレースですが、しんどさのなかにも新鮮さを味わえる楽しみがありました。軽い装備で山を駆け上るって結構楽しいかもです。練習のため、味わいました。
この主催者は、トライアスロンもすきで、以前APPIで出場したこともあります。水泳800m、MTB20km、トレイルラン山登りです6km。もはや順位ではありません。おじさんには、完走できるかどうかです。順位もありますが、とにかく完走が目標。主催者も一応順位を付ける訳ですが、まぁ気にならないレベルです。
MTBとクロスカントリースキーもありますが、冬装備が面倒で最近は出場しておりません。
自転車+なにか
自転車ででかけて、山に登ってくるというスタイルが好きです。昨年は、自転車で三ツ石の登り口まで行って、ダッシュで登山下山し、自転車で家に帰ってくるということをしました。あと早池峰もやりましたが、急勾配で足が痙ってしまい、登山は7合目で断念ということも経験ずみ。今年は、早池峰をコンプリートしたいところです。
まとめ
なんだかんだって、自転車好きやんって突っ込まれそうですが、好きではありません。あくまでツールスなんです。ええ。ツールス。