時は2020年2月。暖冬だった北の街にも、とうとう冬将軍がやって参りました。2月に入り突然寒くなってきております。マイナス10度近くまで下がります。
こんな中、すばらしい仕事をしてくれるのが、我が家の薪ストーブネスターマーチンのS43(NESTORMARTIN)です。
薪ストーブを導入して、早8年くらいですか。最初に入れたのはドブレだったんですが、途中からネスターの虜になってしまいました。以下にネスターのすごいところをまとめます。原理が間違っているかもしれませんが、素人ユーザーの主観として記載させていただきます。正解は、メーカーサイトを参考にしてください。
ネスターマーチンS43の特長は、限界まで空気を絞れるということです。いわゆる密閉性が他のストーブより高い。密閉性が高いとどのような効果があるのか?
針葉樹も燃やせます。
燃えやすい針葉樹、スギ、マツも燃やすことができます。スギやマツは、一気に燃えますので、炉内の温度が上昇しすぎて変形が発生してしまうのですが、空気を絞ることにより燃焼温度を下げることができます。まぁ、私はスギやマツは燃やしませんが・・・・
一番は、燃焼時間が長いということです。
薪の乾燥状態や煙突の2重管などの条件が必要になると思われますが、とにかく燃焼時間が長いです。夜10時に薪をたっぷり放りこんで、レバーを1くらいまで、あと煙突のレバー(キャブレターみたいな廃棄調整)も絞る排気を通りにくく熱を逃げないようにします。
そうすると、朝の7時まで熾きが残ります。まじめに。これまで最大10時間も熾きが残っていたこともありました。嘘はつきません。触媒なしのモデルですよ。触媒モデルのダッジやらアンコールなんかは、長時間燃焼時間を可能としているようですが、触媒の定期的な交換や破損が報告されていります。
ネスターはそれら面倒なシステムはありません。クリーンバーンに近いでも違う多時燃焼方式というシステムらしいです。システムはよくわかりませんが、とにかく燃焼時間が長いです。
燃焼時間が長いとどうなの?
燃焼時間が長いということは薪の消費量が少ないということです。あと、ずっと薪ストーブが暖かいですから、当然ながら家の中も暖かいということですわな。
我が家は、木造で薪ストーブに適した、中気密の家ですので、すきま風だらけ。端は寒いですが、2階とか薪ストーブ付近は暖かいです。犬も薪ストーブの前から離れません。
かなり広い家、リビングだけで30畳近くあり、仕切りのドアがない家ですので、これだけの空間を暖めるには相当な熱量が必要なわけですが、薪ストーブ1本で寒い北の街の冬を過ごし切れています。
というわけで、ネスターを購入して大変満足。高かったけど間違いない薪ストーブですよ。
ちなみに我が家のネスターの諸元は以下の通りです。
モデル名:S43 B-TOPバージョン(料理ができます)
最大出力:12040キロカロリー
燃焼効率:80%
暖房面積:45畳(我が家も45畳)
ネスターマーチン素晴らしい仕事をしますよ。